一般常識を考え直そう
テレビのワイドショーでも取り上げられている話題ですが、最近一般常識を無視している人が増えています。あなたの周囲にも一般常識を無視した人が必ず1人はいるはずです。しかも大抵見て見ぬふり。これはネット上でも当てはまるわけです。このサブコンテンツは常識の分かる人が読んでも「こんなの当たり前じゃないか?」と思うようなことばかりです。ですが一般常識やネチケットがないがしろにされている現代、こういったものがあることで少しでも一般常識を守る方が増えてくれればと思います
正直な話、こういうコンテンツを立てなければ一般常識を考え直させることができない時代というのも誠に嘆かわしい話です
α.オフライン編
まずはオフライン(現実生活)での一般常識から。これは細かく挙げていくときりがないので私が重要と思ったものをピックアップします
A.電車内でのマナー
1.電車内での携帯電話は控えること
これはなぜダメかと言うと、周りの人に迷惑がかかるのは当然として近くに医療施設があった場合携帯電話から発信される電波によって医療機器に影響があるためです。病院の中で携帯電話の利用が禁止されているのもそのためです。ではどうすればいいか?それは、携帯電話の電源を切っておくことです。友人や得意先に「なぜつながらなかった?」と問われた際には「先程まで電車に乗っておりましたので」といえば済む話です。大抵納得してくれるでしょう
2.1人で2人分のスペースを取らないこと
これは座りたいと思っているお年寄りや体の不自由な人が不便な思いをするからです。それに、傍目から見ていてもいい気分がするものではありません。もちろん、お年寄りや体の不自由な人に席を譲るとなおよいでしょう
3.席以外に座らない
私が通勤する電車にはドアの前に座り込んで乗り降りの邪魔になるということが比較的あります。だからダメなのです。朝の通勤ラッシュの際にはこういうことをしている人がいるだけで混乱します
B.街でのマナー
歩きタバコは絶対にしない
これは迷惑たばこを見つけようでも取り上げたことですが、火の付いたタバコが人に当たると大変です。最悪子供の目を潰すことになり、その子の一生をメチャクチャにしてしまうことにもなりかねません。最近では歩きタバコを禁止している自治体もあるくらい深刻な常識を逸脱した行為です
β.オンライン編
さて、ネットライフを円滑に営むために必要なオンラインでの一般常識(ネチケット)を書きます。ここでは掲示板を使うときに絶対必要と思うものを書いておきます。管理人としても必要ではないか?ということも書いておきます。人間、礼に始まり礼に終わるものです。礼を失することは相手に対する侮辱となります
1.敬語を使う
これは当然ですが、面識のない相手にいきなりタメ口は失礼です。
A.おっす、俺は○○だぜ。よろしくな!
B.はじめまして、○○と申します。よろしくお願いします
AとB、どちらが感じがいいですか?大抵はBと答えるでしょう。逆にAみたいなことを掲示板に書くと初対面からかなり印象が悪くなります
2.相手のことを尊重する
相手のことを考えて発言をしましょう。
A.○○さんが言っていることは間違っています。あなたバカですか?
B.○○さんのような考えもありますね。私はこう考えていますが、どう思いますか?
Aのような発言は衝突や摩擦を生む原因となります。例え相手のいうことが間違っていたとしてもストレートに否定しないで「そういう考え方もある」というように受け止めるといいでしょう(あまりにも危険な考え方の場合は指摘すべきですが…)
3.議題を守る
掲示板には必ず議題があります。議題にそぐわない発言は受け入れられないばかりか掲示板が荒れる原因にもなりかねません。例えば、雑談をするための掲示板があるとします。そこに宣伝を書きこんだらどうなると思いますか?大抵は相手にされません。それどころか、掲示板の管理人に削除される可能性もあります
4.自分の考えばかりを押しつけない
自分の言いたいことだけを言うのは好ましくありません。コミュニケーションは言葉のキャッチボールです。いきなり豪速球を投げたら相手はまず受け止められません
5.荒らしたり煽ったりしない
当たり前ですが、掲示板に意味不明な文章を書いたり荒れている掲示板に荒らしを煽るようなことを書いてはいけません。煽りも荒らしと同等の悪質行為にあたります
6.何でもかんでも聞かない
質問をするのは自由ですが、何かあるたびにいちいち質問をするのは好ましくありません。管理人がうっとうしいと感じて発言するたびに管理人に削除されることにもなりかねません
7.管理人の言うことは必ず聞く
掲示板にはそれを管理する管理人がいます。極端な話、管理人の言うことに従わない場合は発言禁止ということにもなります
8.ネタバレに気をつける
ゲームなどの掲示板ではゲームの内容を明らかにする行為「ネタバレ」があります。これについては掲示板によって様々で、一定期間のネタバレを禁止するところもあればネタバレの制限がないところ、ネタバレ禁止のところもあります。使おうとしている掲示板がネタバレ可能かどうかは事前に調べておきましょう
9.分かりやすい言い方をする
誰にでもわかるような言葉を使うことを心がけましょう。専門用語などは分かる人には分かりますが、分からない人には全然分かりません。それと、略語ばかりの文章やダラダラと長い文章も読みにくいものです
10.明らかに荒らしや煽りである発言には過剰に反応しない
荒らしや煽りは他人の反応を楽しんでいる場合がほとんどです。意味不明な文章が書いてあったり、荒らしを煽る文章に対しては無視するのが一番です(素で意味不明な文章を書く相手はこの限りではありませんが…)
11.他人のHNを騙らない
他人のHN(ハンドルネーム)を騙るのは普段からそのHNを使っている人に迷惑がかかることになります。もちろん他人を騙って荒らしや煽りをするのはもってのほかです。ただし、たまたま相手とHNが被ってしまった場合はHNをその場限りは変えるほうがいいでしょう
12.匿名や捨てHN(ステハン)は極力使わない
匿名やその時限り使う捨てHN(ステハン)はできるだけ使わないようにしましょう。ただし、2ちゃんねるに代表される匿名掲示板はその限りではありません
13.荒らし・煽りと素でやっている発言を見極める(管理人としても必要)
荒らし・煽りと素でやっている発言(厨房)の見分け方を簡単に。
A.荒らしや煽りは大抵の場合素性を隠し、意図的に場を荒らすような発言をしている場合がほとんどです。大抵相手の反応を見て楽しんでいます。メールアドレスは当然非公開。公開していたとしてもHotmail等のWEBメールである場合がほとんどです。こちらの場合は無視する、管理人が発言を削除するまで待つのが最善の策です。管理人の場合はこういう書き込みは見つけ次第削除したほうがいいでしょう
B.素でやっている発言(厨房)は本人に悪意はないものの誤解や曲解によって結果的に場を荒らしてしまっているという場合がほとんどです。普通にHNを使って普通にメールアドレスを公開しているのが荒らし・煽りとの最大の違いです。素である分非常に対処が難しく、正当な理由もしくは実被害がない限りは荒らしや煽り同等の書き込み禁止処分にすることはできないのがほとんどです。こちらの場合は何人かの方や管理人が一度話し合い、解決しない場合は管理人が何らかの決断を下すでしょう。管理人の場合はこういう相手と一度話し合って、解決が見られない場合に限って処罰するべきでしょう
14.掲示板のルールは絶対に読む
当たり前ですが掲示板のルールは必ず読みましょう。掲示板のルールに反する発言は削除される場合があります
15.書き込む前に内容を推敲する
書き込みに誤解されそうな文面がないか、分かりにくい箇所がないかをしっかりとチェックしてから書き込みをしましょう。編集機能がある掲示板の場合はあとで修正できますが、ない場合は取り返しがつかなくなる場合があります。たった1文字の誤字がとんでもない誤解を招くケースもあります
16.安易にHNを変更しない
HNというものはネット上で自分の名前を表すものです。オフラインでは名前の変更にはかなりの手間がかかります(偽名を使う場合は別)が、オンラインでは安易にHNの変更ができてしまいます。安易なHN変更は何かから逃げている、何か後ろ暗い理由があると見られることが多いです。それに、非常に相手に対して失礼ですのでHNを変更する場合は事前に連絡する等をしておきましょう
17.迷惑をかけてしまったら素直に謝罪し、最低3ヶ月書き込みを自粛する
不注意・故意・誤解等の理由を問わず他人のHPの掲示板で迷惑をかけてしまった場合、素直に謝罪しましょう。掲示板へのアクセスが禁止されてしまっている場合はメールで謝罪しましょう。メールすらも拒否されている場合は謝罪不能なのでそのHPの存在を忘れるしかありません。そして、これ以上迷惑をかけないようにするため、最低3ヶ月そのHPに近づかない、もしくはそこでの書き込みを自粛するようにしましょう。その3ヶ月の間に自分の発言を思い返し、何が悪かったのかを反省しましょう。そして、今後はその失敗を繰り返さないように努力しましょう
番外:管理人編
管理人(掲示板を管理する人間)として荒らしや煽りを未然に防ぐ、もしくは荒らしや煽りを撃退する方法をお教えします。基本的に管理人は王様であり法律なのですが、厳しく接していいのはルールを守らない・守れない利用者と荒らし等に対してのみです。そこを履き違えないようにしましょう。暴君が管理するHPは荒らしよりもタチが悪いものです
1.掲示板に規約を設定する
掲示板に規約がない場合、「何をやっても構わないんだ」という曲解をする人間がいないとも限らないため、最低限「荒らしは厳禁」という規約を設定するといいでしょう
2.規約に脅し文句を入れる
規約中に「荒らしを何度も繰り返す場合はIPを晒し、アクセス禁止にします」という脅し文句を入れると多少なりとも効果があります。ただし、串を通すような相手には効果はありません。プロバイダに通報すると入れておくともう少し高い効果が期待できます
3.ルールを無視する相手には遠慮なく注意する
管理人として断固たる決意を見せましょう。管理人がなめられたら終わりです。毅然とした態度で臨みましょう
4.管理人自身が暴言を吐かない
自分は模範を貫きましょう。どんなに腹の立つ書き込みがされていても過剰に反応して暴言で返してはいけません。また、自分から暴言を吐いたり、来訪者を蔑ろにするようなことはもってのほかです。絶対にやってはいけません
5.荒らしは無視、厨房は事務的に対応
意味不明な書き込みを意図的にする荒らしによる発言は見つけ次第削除するなどして無視してしまいましょう。下手に荒らしに構うと荒らしはつけ上がります。
厨房に対しては感情的にならず事務的に軽く応対してやりましょう。本気で相手をする必要はありません
6.規約を読まない相手には容赦しない
規約を読まずに入ったと思われる利用者が問題を起こした場合、容赦なく処分しましょう
7.問題のある利用者は排除する
何度も荒らしを繰り返す、曲解ばかりで他人と何度も衝突する相手は思い切って切り捨てましょう
8.騙りを見抜く
IPや口調などを調べれば騙りかどうかを簡単に見抜くことができます。正規の利用者ではない騙りに対しては無視するか発言を削除してやりましょう
9.複数掲示板を持つ場合は板違いに気を回す
別目的で2つ以上掲示板を持つ場合必ずと言っていいほど発生する掲示板の主旨に合わない発言である“板違い”が出るものです。そういう発言には正しい掲示板へ導くレスをつけましょう
10.枝違い、スレ違いにも気を回す
掲示板には大きくツリー式とスレッド式の2種類があります(2ちゃんねるにあるのはスレッドフロート式というスレッド式を使いやすくしたタイプ)。1つのツリーやスレッド単位で考えてツリーやスレッドにそぐわない話題(ツリー式では枝違い、スレッド式ではスレ違い)があった場合、正しいツリー(スレ)に導きましょう
超番外編:SRCコミュニティの場合
SRCコミュニティにのみ適用されるルールというものがあります
プレイヤー・シナリオライター編
1.アイコン関連の許諾は極力申請する
報告が義務と定めているアイコン作者の場合は、報告しないと規約違反となります。義務でない場合は報告する必要はないように思われますが、報告しておくことでアイコン作者からの印象がよくなります
2.リクエストの際は何よりも礼儀を重んじる
リクエストするということはアイコン作者にアイコンを作ってもらうように依頼するということです。当然アイコン作者の方が立場が圧倒的に上になりますので礼を失するとリクエストを高い確率で拒否されます
3.絶対に問題は起こさない
問題を起こすとSRCコミュニティ内でマークされ、様々なチェックが厳しくなります。こうなるとSRC活動が難しくなるので注意しましょう。問題発言や暴言も同じです
4.自分に甘えない
初心者、小学生、中学生、外国人だからという“甘え”は出さないようにしましょう。甘えを出すとまともに対応してもらえなくなります。そういう甘えを許すような甘い人間はそれほどいないことを覚えておきましょう
5.自分の主観だけに凝り固まらない
自分の主観だけにこだわると危険です。時には客観的に物事を考えるように心がけましょう
6.規約違反を犯してしまったら素直に従い、早急に修正する
規約違反の対応が早いほど波風はそれほど立たずに済みます。逆に問題を先送りにすると事態は加速度的に悪化し、SRC活動が不能になるまで追いつめられることになります
7.バグ処理は迅速に
シナリオの動作の根幹に関わるバグはすぐに修正しましょう。シナリオの動作の根幹に関わらないバグ(誤字・脱字)に対してもできる限り早めに対処しましょう
8.アイコン配布コーナーにある規約は何度も目を通す
当たり前のことですが、規約は正しく完璧に理解しましょう。適当に理解している状態では規約違反を犯す可能性があります
9.シナリオの荒を探していちいち掲示板に報告しない
これをやられて不快に感じるシナリオライターは多いです。メールで報告するのが無難です
10.自分が作っているシナリオ以外には極力口を出さない
出しゃばりと受け止められ、プレイヤーとシナリオライター双方に悪い印象を与えてしまいます
11.ないものは可能な限り自力で何とかする
SRCのコンセプトは「ないなら作れ」です。ないものは可能な限り自分で作りましょう。ただし、アイコンやMIDIはこの限りではありませんが、配布先に迷惑をかけないようにしましょう
12.質問は最後の手段。極力自力で努力する
SRCシナリオ製作において、自力で極力努力するのは基本中の基本です。それを怠って他力本願になると第一印象が恐ろしく悪くなります。質問する時は努力して本当に自分だけではどうしようもなくなった場合にしましょう。何でも聞けば解決してもらえるわけではありませんし、最悪答える価値もないと一蹴されることすらあります
13.ゴネたり俺理論を貫き通したり、傲慢な態度を取ったりしない
そういう行為は真っ先に排除される要因となります。絶対にやめましょう
14.ろくに調べもしないで疑いをかけない
確固たる証拠を提出できない限りはアイコン作者やシナリオライターに「そのアイコンは取り込みだ」という疑いをかけるのは絶対に避けましょう。ただでさえそういう指摘は雰囲気を悪くします。それがあらぬ疑いの場合は名誉毀損という犯罪行為となります
15.SRCのヘルプはしっかりと読む
当たり前ですが、ヘルプはしっかり読みましょう。ろくに読んでいない状態でシナリオを作ってもまず失敗します。また、そういった状態で質問をしても事務的なレスしか帰らず、根本的な解決は得られません
16.バグ報告は具体的に
バグ報告をする場合は具体的に行うようにしましょう。大雑把なバグ報告は正しく対処してもらえません。場合によっては削除されることもあります
17.アイコンをリクエストした場合は何がなんでもシナリオをリリースする
アイコンリクエストだけをしてシナリオをリリースしないのはアイコン作者に対する裏切り行為に等しいです。当然、今後のアイコンリクエストが難しくなり、コミュニティ内のマークも厳しくなるためSRC活動が難しくなります。アイコンリクエストはシナリオリリースという義務を背負うと認識し、死ぬ気でシナリオを1話でもリリースしましょう。うちもそうです
18.無責任な言動は避ける
シナリオを作った以上、作ったシナリオをバグのない最適な状態にするという責務があります。無責任な言動でそれを放棄するようなことは慎みましょう
19.リレーシナリオを作る場合はそのルールには絶対従う
リレーシナリオは多人数で作るものですので、自分の勝手やわがままは通りません。「郷に入れば郷に従う」と肝に銘じましょう
20.HPは絶対に用意し、メールアドレスも絶対に用意する
これらは必須です。ない場合はシナリオリリースへの道が8割方閉ざされます
21.リクエストで作ってもらったアイコンに文句を言わない
自分がそのアイコン作者の画風が好きでリクエストしたわけですので、気に入らなくても絶対に文句を言ってはいけません。アイコン作者の立場から考えると「気に入らないんだったら最初からリクエストするな!」と思われ、今後のリクエストを拒否される可能性が高いでしょう。また、そういったわがままはアイコン作者の目からすれば自分の製作したものを全否定されたことになり、非常に不愉快です
アイコン作者編
1.アイコン利用許諾は快く承諾する
アイコンを使うだけというならば快く許可を出してあげましょう。ただし、あまりにも礼儀知らずな相手に対しては許可を出す必要はありません。こちらのほうが圧倒的に立場は上ですので問題ありません
2.改変や転用には条件を
改変や転用をするということは自分が描いたアイコンが変質するということですので許可を申請しに来た場合は多少の条件を出しましょう(Redame.txtにアイコンを改変したことを明記させる)。面倒ならば改変禁止にしてもOKです
3.リクエストを受ける場合はリクエストの内容を明確にさせる
明確なリクエストがないと描きにくいものです。明確なリクエストを書かせるように規約を設定しましょう
4.無茶なリクエストや理不尽なリクエストは拒否する
特定作品すべてや明らかに検索をしていないと受け止められるリクエストは拒否しても構いません…というより、いっそ拒否したほうが面倒がなくて済みます。リクエスト厨房(リク厨)には断固たる姿勢を取りましょう
5.過去に問題を起こした利用者に対してはそれとなく警戒する
また問題を起こさないとも限らないため、それとなく警戒しましょう。許可申請の文面で問題を起こしそうと判断できる場合は規約違反を未然に防ぐために許可を出さないほうがいいでしょう
6.SRC以外の利用の場合は状況を読む
SRCの次に掲示板に利用するという目的で利用許可を求める人が多いです。掲示板に利用するという場合には掲示板に利用したということをはっきり書かせるようにしましょう。また、利益が発生する用途にはトラブルを未然に防ぐ意味で許可を出さないほうがいいでしょう
7.規約違反を犯すことが予想できる相手には許可は出さない
6.と同じことと思う人がいるかもしれませんが、似て非なることです。例え前科者でなくとも問題を起こしそうだと直感的に判断できる場合は許可は出さないほうがいいでしょう